歯科医師と歯科技工士に易しく、患者さんに優しい技法
吸着ではなく密着へ
既成の概念を覆す大坪式ミラクルデンチャーテクニック!!
付録のDVD 動画で"密着総義歯”作製の実技を惜しみなく公開！
＜本書の特長＞
・咬合採得は中心位を探す代わりに「安静位呼吸法」で行う。
・人工歯の排列は吸着義歯にしないために「平行法」で行う。
・半調節性咬合器は必要なし。ゴシックアーチも不要!!」
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・人工歯の排列は吸着義歯にしないために「平行法」で行う。
・半調節性咬合器は必要なし。ゴシックアーチも不要!!」
【CONTENTS】
第１章 診察室と技工室でやるべきこと
１日目
＜診察室＞１．診断
２．パノラマエックス線診査
３．診断用模型の印象採得
＜技工室＞１．診断用模型の作製
２日目
＜診察室＞１．ワックス仮床の作製
２．上顎前歯の前方限界の決定法
３．前歯人工歯の選択
４．前歯人工歯の排列
５．咬合平面の決定法
＜技工室＞１．咬合器の選択と上顎模型の咬合器装着
３日目
＜診察室＞１．咬合採得
２．ゴシックアーチの描記
＜技工室＞１．下顎模型の咬合器装着
２．下顎蝋堤の整理
３．人工歯の排列
４日目
＜診察室＞１ ．最終印象
ａ．保険義歯の場合：咬座印象
ｂ．自費義歯の場合：咬合圧機能印象
＜技工室＞１．作業模型の作製と重合
２．リマウントと咬合調整
３．研磨
４．最高級義歯の重合（精密低温重合法）
５日目
＜診察室＞１．義歯の装着と調整
６日目
＜診察室＞１．義歯の調整
考察：吸着力について
第２章 “ミラクルデンチャー”テクニックの
臨床例
１．保険で新しく義歯を作る場合
症例１：抜歯後に新しい保険義歯を作製
２．旧義歯を利用して作る方法
症例２：旧義歯を利用した義歯の作製
３．通院が困難な患者さんのために少ない日数で義歯を作る方法
症例３：通院が困難な患者さんのための少ない日数での義歯作製
４．最高級義歯の作り方
症例４：最高級義歯の作製と26 年後の修理
第３章 ナソロジーの矛盾と吸着義歯の
問題点
１．ナソロジーの矛盾（中心位：Ａ＝Ｂか）
症例５：上顎の劣成長による前歯部クロスバイトの症例
２．吸着義歯の問題点（歯槽骨は骨ではない）
症例６：歯槽の変化が短期間に起こるという最初の10 ヵ月の事実
考察：ナソロジーの矛盾と吸着義歯の問題点について
Column：これでいいのだ総義歯作り
1 密着、吸着、接着、2 下顎の回転、3 スピーカーブ、
4 下顎義歯の安定、5 骨の吸収、6 薮医者、7 歯科医師の責任、
8 合理化と手抜き、9 異常嚥下、10 母の骨
